2002年12月3日
- SE-80PCI ONKYO
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:パソコン
国産オーディオブランドとして有名な ONKYO が作ったパソコン用サウンドカードの廉価版。オーディオらしく、ミニプラグではなく RCA 金メッキ端子で接続するようになっているほか、ノイズがかなり少ないことをうたっている。
2002年11月28日
- キャッシュフロー 経済
評者: 評価:- 分類:用語
設備投資の効率が反映されるとされる指標。計算方法は簡単にいえば内部留保に減価償却を足すだけ。内部留保は要するに企業の貯金みたいなもので、これが高ければそれだけ設備投資に資金を使うことができ、また減価償却とは過去に設備投資した分が今どれだけの金額分やくにたっているかを表すので、キャッシュフローを見ることでその会社がどれだけ設備投資の力があるかが素直に現れる。
2002年11月27日
- 小論文の書き方 猪瀬直樹 (文春新書)
評者: 評価:最高(50点) 分類:政治・経済
- 帰国子女が見た「没落ニッポン」 SAPIO 2002.11.27 特集
評者: 評価:いまいち(-10点) 分類:国際
- 銀行をつぶさない限り株安も不良債権も景気不安も払拭できない 大前研一 (SAPIO 2002.11.27 「最強のビジネスマン」講座)
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:経済
道路公団をなんとかするための委員として最近は有名になった作家の猪瀬直樹が、小論文の書き方を読者に伝授する本…かと思いきや、週刊文春でいまも連載されている「ニュースの考古学」のよりぬきに若干のコメントが加えられているだけのもの。これを「小論文の書き方」とするなら恐ろしく野心的な本だが、読んでいて普通に楽しめた。
帰国子女たちの日本への意見、日本を背負った者としての主張が何本かまとめられた特集。
いまの銀行問題についての数ある文章の中でもっとも過激な銀行潰せ論の一つ。不良債権問題は銀行問題なのだと説き、銀行なんて実は潰れてもどうってことないのだと結んだ爽快なもの。
2002年11月25日
- 天才柳沢教授の生活 一巻 山下和美 (講談社文庫)
評者: 評価:いまいち(-10点) 分類:マンガ
生真面目な経済学部教授・柳沢良則(68)が主人公の人情ドラマ。最近テレビドラマ化されたがこれはその原作。
2002年11月22日
- 対イラク 日米協調 岡崎久彦 (読売新聞「地球を読む」 2002年11月18日)
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:国際
- ペントミノについて Jin HONDA
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:自然科学・数学
- 歴史人口学で見た日本 速水融 (文春新書)
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:人文科学
集団的自衛権で自縄自縛になっている日本がまずやらなければならないのは、対米自立などという感情論ではなく、日米同盟を守ったままの協調であると主張した文章。
テトリスのブロックのようなパーツを長方形の枠にはめ込むペントミノというパズルを紹介した文章。なつかしい。
江戸時代には、宗門改帳といって誰がいつ生まれいつ死んだとか、いつ出稼ぎにいったいつ結婚したなどということを事細かく記した資料が残っているそうだ。そういう一人一人の記録からボトムアップで歴史を掴んでいく歴史人口学を、この分野で世界的に活躍している著者が説明した本。