2005年5月2日
- 織田信長 山岡荘八
評者: 評価:いまいち(-10点) 分類:歴史小説
- 天国まであと一歩 大沢めぐみ (マーガレットコミックス)
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:マンガ
- 90年代の少女漫画
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:マンガ
- 80年代の少女漫画
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:マンガ
- 70年代の少女漫画
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:マンガ
- がんばれ!男のコ 川野及梨 (リボンマスコットコミックス)
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:学園もの
- 流星物語 山口真実
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:マンガ
長編歴史小説「徳川家康」で有名な著者が書いた織田信長の話。文庫で全五巻。
短編集。ストーリーは思い出せない。ショートカットの素朴な女の子が表紙に描かれていて、それに惹かれて一山いくらで買った本。
90年代の少女漫画の特徴をまとめると、絵がオタク臭いほどに洗練されたこと、少年キャラが目立ってきたこと、テレビ文化に近くなったことだろうか。
80年代に描かれた少女漫画をまとめると、絵がポップにアニメっぽくなったこと、コマが大きくなって読みやすくなったこと、恋愛表現が露骨になったことだろうか。低年齢化もぐっと進んだ。
70年代に描かれた少女漫画をひとまとめにして評価すると、いまの漫画とか比べ物にならないほど絵も文章も詰め込まれた、多少小説に近い種類の奥行きのある作品が多いのが特徴か。その分、読むのが割と大変。
自分のせいで両腕を骨折させてしまったバレー部の男の子を必死でフォローしているうちに好きになってしまうヒロインを描いた表題作ほか三篇。
父親に死なれた母子が、父親の遺した流星ハイツを守ろうとする話。父親の面影のある先生が現れたり、政治家の祖父が出てきたりする。
2005年4月30日
- 映画あたしンち 「あたしンち」製作委員会 原作:えらけいこ
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:アニメ
- ポポロクロイス物語 SCEI
評者: 評価:いまいち(-10点) 分類:ロールプレイングゲーム
にわとりみたいな外見の図太いおかあさんと、娘でだらしない姉のみかんと、息子でしっかりものの弟のゆずひこ、普段無口だが何か思索のあるおとうさんの、一家とその周辺をめぐる原作が映画化された。おかあさんとみかんがある事件で体と心が入れ替わってしまう。感動狙いの作品。
プレイステーションを出したソニー(SCEI)が、立ち上げ時に自社開発したRPG。かわいいキャラクターたちとほのぼのしたストーリーがウリ。新しいハードであるCD-ROMの強みを生かすためかアニメーションが挿入されている。
2005年4月24日
- 瀬島龍三 参謀の昭和史 保坂 正康 (文春文庫)
評者: 評価:傑作(30点) 分類:歴史
当時伊藤忠会長で臨調委員だった瀬島龍三の、大本営参謀から身を起こした半生の謎を検証しようとした本。東京裁判でソ連側の証人だった彼は、日本人のシベリア抑留の密約を結んでいたのか? とその後の参謀的な生き方について。