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2008年9月4日

  • 走って、ころんで、さあ大変 阿川佐和子 (文春文庫)
    評者:ひっちぃ 評価: 傑作(30点) 分類:随筆・日記
    テレビ朝日「TVタックル」でビートたけしの横にいて歳不相応にはしゃぐ元アナウンサーでエッセイスト・作家の阿川佐和子が1989年から週刊文春で始めたエッセイ連載を単行本にまとめたものを文庫本にしたもの。

2008年8月28日

  • お釈迦様もみてる 紅か白か 今野緒雪 (コバルト文庫)
    評者:ひっちぃ 評価: まあまあ(10点) 分類:学園もの
    伝統のある仏教系の男子校に入学した青年が、ちょっとした不注意によって周囲から浮いてしまい、変わり者で超絶人気者の美形な生徒会長から目を付けられる。それを快く思わなかった生徒会役員の上級生から不当な賭けを持ちかけられ、彼は友情と悔恨に悩む。大人気の少女小説「マリア様がみてる」の世界からスピンアウトした作品。

2008年8月27日

  • 羊をめぐる冒険 村上春樹 (講談社文庫)
    評者:ひっちぃ 評価: 駄作(-30点) 分類:フィクション活字
    友人「鼠」から送られてきた羊の写真が元で、大物右翼の秘書を名乗る謎の男に接触され、戦前にまで遡る不思議な羊を探さなければならなくなった三十歳手前の男の、かなり鬱の入った物語。「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」に続く青春三部作の最後の作品らしい。

2008年8月20日

  • ラッキーカード 草上仁 (ハヤカワ文庫)
    評者:ひっちぃ 評価: まあまあ(10点) 分類:SF
    SF作家なのに心の温まる作品を書く人だとばかり思っていた草上仁の、比較的純度の高いSF作品ばかりを集めた短編集。表題作「ラッキーカード」は幸運を数値化してクレジットカードのように流通するようになった空想未来の平等社会でのある男の悲劇を描いた作品。

2008年8月16日

  • わにとかげぎす 古谷実 (ヤンマガKC)
    評者:ひっちぃ 評価: 最高(50点) 分類:マンガ
    ホームセンターで一人きりで夜間警備員をやっている32歳独身の男が、あるとき突然自分は孤独なのではないかと思い悩み始める。孤独から抜け出そうともがく彼のもとにさまざまな人たちが集まり、やっかいごとを持ち込んだり、幸せなひとときを運んできたりする。

2008年8月15日

  • 三丁目の夕日 8月15日 西岸良平 (小学館)
    評者:ひっちぃ 評価: まあまあ(10点) 分類:マンガ
    昭和三十年代の人々の生活を描いた人情物短編連作(?)マンガを、8月15日の終戦記念日に合わせて再編集した廉価版。

2008年8月10日

  • DV-ACW60 SHARP
    評者:ひっちぃ 評価: まあまあ(10点) 分類:オーディオ・ビジュアル
    シャープのデジタルハイビジョンレコーダー。いわゆる地上デジタル波放送のダブルチューナーを装備したHDD/DVDレコーダー。容量は1TB。
  • BOY'S COLOR 氣志團 (TOSHIBA EMI)
    評者:ひっちぃ 評価: 駄作(-30点) 分類:音楽、音
    日本の不良系ロックバンド氣志團のメジャー二枚目のアルバム。彼らを一躍有名にした曲One Night Carnivalを含んでいる。
  • i915GMm-HFS AOpen
    評者:ひっちぃ 評価: 傑作(30点) 分類:パソコン
    インテルのモバイルプロセッサPentium Mシリーズ向けのMicro-ATXのマザーボード。2004年1月20日に発表されたモデルのためか、対応メモリとしてDDRとDDR2を2スロットずつ備えている過渡期仕様。DVIとD端子二種類とS端子と豊富に揃っているビデオ出力、地味にギガビットLANを二つ装備するほか、内臓ビデオだけでなくPCI-Express x16で増設可能と、無駄な高機能さがウリ。

2008年8月6日

  • 国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて 佐藤優 (新潮文庫)
    評者:ひっちぃ 評価: 傑作(30点) 分類:政治・経済
    鈴木宗男に連座して逮捕された外務省のロシア専門家のノンキャリ職員佐藤優が、逮捕の理由となったイスラエルでの学会参加と北方四島へのディーゼル発電機供与が実際にはどうだったのかをそこにいたるまでの経緯も含めて説明し、逮捕されてからの東京地検特捜部の西村検察官による誠意のこもった取調べのやりとりを抜群の記憶力でもって再生してみせ、「国策捜査」への批判と理由付けを行ってみせたノンフィクション。
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