低価格路線を脱却するために日本マクドナルドが新たに売り出した、質にこだわったハンバーガー。

確かに今までのマクドナルドのハンバーガーと比べて違いがあることは分かるのだが、根本的な姿勢は今までのマックの延長線上にあるように思う。よりしっかりしたパンに、ボリュームのあるパテ（肉）、たっぷり入ったピクルス。

ただ、どうしてもマヨネーズの濃い味付けには安っぽさが強く残る。モスバーガーやベッカーズのほうが私の好みだ。特にベッカーズバーガーと似ていながら、いま一歩のところで完成度の低さを感じる。

そうはいっても、マックの店舗数を考えると、周りにマックしかない今の私の環境でこの新メニューはうれしい。モスバーガーかベッカーズがあればそっちへ行くが、ないのだからしょうがない。しょうがなくマックへ行く身としては、いままでのどれもいまいちなメニューにこのマックグランが加わったことは嬉しい。

というかマックはもっとおいしく出来ないんだろうか。同じく低価格の牛丼チェーンのほうがまだずっと健康的な味がするのに、マックはなぜいまだにインスタント食品っぽさがするのだろうか。そんなマックを支持する日本国民が嫌だ。