2008年8月6日
- 国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて 佐藤優 (新潮文庫)
評者: 評価:
傑作(30点) 分類:政治・経済
鈴木宗男に連座して逮捕された外務省のロシア専門家のノンキャリ職員佐藤優が、逮捕の理由となったイスラエルでの学会参加と北方四島へのディーゼル発電機供与が実際にはどうだったのかをそこにいたるまでの経緯も含めて説明し、逮捕されてからの東京地検特捜部の西村検察官による誠意のこもった取調べのやりとりを抜群の記憶力でもって再生してみせ、「国策捜査」への批判と理由付けを行ってみせたノンフィクション。