2008年6月9日
- 思うこと。 新條まゆ (まゆたんブログ)
評者: 評価:最高(50点) 分類:随筆・日記
低年齢層向けの少女マンガ雑誌にエロを持ち込んだはしりとなった(?)新條まゆが、原稿紛失で小学館を訴訟中の雷句誠の事件に寄せて、自身の小学館との決別の内実と仕事やコミュニケーションのありかたや業界の未来について語ったブログ記事。
2008年6月8日
- 笑う大天使 監督:小田一生 原作:川原泉
評者: 評価:駄作(-30点) 分類:邦画
高校生の少女史緒は、母親と二人で貧乏暮らしをしていたが、母が働きすぎて死に、金持ちの家に引き取られ、聖ミカエル学園というお嬢様学校に通うようになった。文緒はそこで気の合う仲間と出会い、生き別れになっていた実兄と触れ合い、世を騒がす事件を解決する。
2008年6月4日
2008年6月2日
- まだ宵の口 連載20 暴挙ノススメ 鈴木幸一 (週刊文春 2008-6-5)
評者: 評価:いまいち(-10点) 分類:随筆・日記
日本の商用インターネットのさきがけIIJ(インターネットイニシアチブ)の社長が書いているコラム。この回は、前半でウォール街の人員削減の極端さ、後半で日本の破綻している財政と消費税について語っている。
2008年5月31日
- 牧場物語 ワンダフルライフ for ガール 株式会社マーベラスインタラクティブ
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:シミュレーションゲーム
牧場を経営するほのぼの系ゲームシリーズの第10作目を女の子向けにしたものらしい。牛や鶏なんかを飼って牛乳や卵を出荷したり、トマトやスイカなどを栽培して出荷したり、村で恋人と出会って結婚して子育てをしたりする。
2008年5月30日
- いまなんつった? 第0回 宮藤官九郎 (週刊文春 2008-5-29)
評者: 評価:傑作(30点) 分類:随筆・日記
人気脚本家の宮藤官九郎が、これまで週刊文春に連載していた子育て日記をやめ、子育てに限らないエッセイとして再スタートした第一回は、台詞の面白さってなんだろうという根源的なテーマを非常に分かりやすく過去の経験から説明している。
2008年5月28日
- 給料は勝ち取るものよ! さかもと未明 (産経新聞 めざましカフェ 2008-5-28)
評者: 評価:いまいち(-10点) 分類:経済
漫画家のさかもと未明が、自身のアシスタント雇用経験から、経営者の立場として労働者に努力を促している内容の文章。
2008年5月27日
- 裁判長! ここは懲役4年でどうすか 北尾トロ (文春文庫)
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:社会科学
中年ライター北尾トロが東京地方裁判所などで裁判を傍聴したときの模様を伝えた連載記事を単行本にまとめたものを文庫本で再録したもの。
2008年5月24日
- 流出者 ナガレモノ 鈴木みそ (エンターブレイン)
評者: 評価:まあまあ(10点) 分類:エッセイマンガ
ゲーム業界その他のルポマンガを描く鈴木みその最新作品集。色んな業界の展示会の模様を2ページで毎回紹介する連載「おひろめ」、Macで仕事をする方法やそれがどのように製版されるのかを紹介した「デジタルなみぞ」など。
2008年5月16日
- あなたの魂に安らぎあれ 神林長平 (ハヤカワ文庫)
評者: 評価:傑作(30点) 分類:SF
大戦争後に汚染された火星の地表に住めなくなった人類が細々と地底都市で暮らしている一方、汚染の中でも暮らしていける人間そっくりのアンドロイドは地表に大都市を作って繁栄していた。安全だが味気なく閉塞した社会で過ごす人類は、生活の糧や楽しみまでもアンドロイドに依存するようになっていた。みじめな人類と不敵なアンドロイドたちとのほころびは、アンドロイドの間でささやかれる終末思想とあわさり、やがてその日へと近づいていく。